眠る“ブランド品”は約3人に1人、最後に使ったのは「5年以上前」が過半数

眠る“ブランド品”は約3人に1人

日常の買い物やSNSでの情報接触が増える一方、クローゼットの奥で“使われないまま”眠っているブランド品は少なくありません。

そこで今回、プラスト株式会社との共同調査として、全国の20歳~69歳の男女500名を対象に「ブランド品に関するアンケート調査」を実施しました。

本調査では、未使用ブランド品の保有状況から、最後に使った時期、手放せない理由、そして「金額を知るだけの査定」への意向や、手放す“きっかけ”までを可視化しています。

調査概要

  • 調査名:ブランド品に関するアンケート調査
  • 調査手法:インターネットアンケート
  • 調査期間:2026年2月9日~2月16日
  • 調査対象:全国の20歳~69歳の男女
  • 有効回答数:500件

■質問内容
質問1:あなたの自宅に今は使っていないブランド品はありますか?(バッグ・財布・時計など)
質問2:そのブランド品を、最後に使ったのはいつ頃ですか?(質問1で「明確にある」、「多分ある」と回答した人)
質問3:使っていないブランド品を持っている場合、なぜすぐに手放さないと思いますか?(複数選択可)
質問4:もしブランド品をお持ちの場合、「売らなくてもOK・金額を知るだけ」で査定できるとしたら、利用してみたいですか?
質問5:どんなきっかけがあれば使っていないブランド品を手放すと思いますか?(自由回答)

※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります。

目次

未使用ブランド品は「ある・多分ある」が32.4%、約3人に1人が“眠る資産”を抱える結果に

未使用ブランド品があるかに関する質問

まず、自宅に「今は使っていないブランド品」があるかを尋ねたところ、「明確にある」は16.8%にとどまりました。

一方で「多分ある」が15.6%となり、両者を合わせると32.4%(約3人に1人)が、未使用のブランド品を保有している可能性があることが分かります。つまり、“はっきり把握している層”は限定的である一方で、クローゼットや引き出しの奥に「眠っているかもしれない」ブランド品を抱える人が一定数存在している構図です。

また、「ない」は67.6%と約3分の2を占めており、そもそもの保有状況には大きな個人差があることもうかがえます。

【使用していないブランド品の有無】

  • 明確にある:16.8%
  • 多分ある:15.6%
  • ない:67.6%

現在使用していないブランド品は、保有者が全体の約3割にとどまる一方で、「明確に把握している人」と「あるかもしれない人」が拮抗しており、今後は整理・見直しのタイミング次第で“顕在化”していく余地もありそうです。

最後に使った時期は「5年以上前」54.3%、“長期保管化”が鮮明に

最後に使った時期に関する質問

次に、質問1で「明確にある」「多分ある」と回答した人(計162名)に対し、そのブランド品を最後に使った時期を尋ねました。その結果、「5年以上前」が54.3%と過半数を占める結果となりました。半数以上が、長期間クローゼットなどに保管されたままになっていることが分かります。

一方で、「2〜3年前」25.3%、「1年以内」10.5%、「半年以内」9.9%という回答も見られましたが、「2〜3年前」までを含めると約8割が“数年単位で使用していない”計算になります。

つまり、未使用ブランド品の多くは「一時的に使っていない」というよりも、“長期保管状態に入っている”ケースが中心であることが明らかになりました。

【最後に使った時期】

  • 半年以内:9.9%
  • 1年以内:10.5%
  • 2〜3年前:25.3%
  • 5年以上前:54.3%

今回の結果から、ブランド品は購入当初は頻繁に使われるものの、ライフスタイルや好みの変化とともに出番が減り、そのまま“資産とも不用品ともつかない状態”で保管され続けている実態が浮き彫りになりました。

手放せない理由は「いつか使う」41.6%が最多、次いで「売るのが面倒」32.8%

手放せない理由に関する質問

続いて使っていないブランド品を「すぐに手放さない理由」について尋ねたところ、最も多かったのは「いつか使うかもしれないから」41.6%でした。
明確に“売らない”と決めているというよりも、「今は使っていないが、将来また出番があるかもしれない」という判断の先送りが、保管継続の大きな要因となっていることが分かります。

次いで、「売るのが面倒だから」32.8%、「安く買われそうで不安だから」25.8%、「思い出があって捨てられないから」22.0%と続きました。売却手続きの手間や価格への不安といった実務的なハードルに加え、贈り物や記念品としての思い出が影響し、感情面での整理がつかないケースも一定数存在していることがうかがえます。

【すぐに手放さない理由(複数回答)】

  • いつか使うかもしれないから:41.6%
  • 売るのが面倒だから:32.8%
  • 安く買われそうで不安だから:25.8%
  • 思い出があって捨てられないから:22.0%
  • その他:8.2%

「その他」では、「そもそもブランド品を持っていない」「すでに売却した」といった前提条件の違いによる回答も見られました。

これらの結果からは、ブランド品は価値ある資産である一方、手間や不安、感情が重なり合うことで、“眠ったままの状態”が長期化している可能性が示唆される結果となりました。

5割超が無料査定に関心あり、“売却前の情報収集”ニーズが顕在化

金額だけでも知りたいか質問

「売却しなくてもOK、金額を知るだけで査定できる」場合の利用意向を尋ねたところ、「ぜひしてみたい」12.0%、「少し気になる」41.8%となり、合計53.8%と半数を超える人が前向きな姿勢を示しました。

売るかどうかは別として、「まずは自分のブランド品がいくらになるのか知りたい」という“情報収集段階”への関心が一定数存在していることが分かります。
一方で、「したいと思わない」は46.2%となり、関心はほぼ拮抗する結果となりました。

【無料査定への関心】

  • ぜひしてみたい:12.0%
  • 少し気になる:41.8%
  • したいと思わない:46.2%

「ぜひしてみたい」は1割強にとどまるものの、「少し気になる」が4割を超えている点は注目に値します。これは、強い売却意思はなくとも、“価格次第では検討の余地がある”と考える層が広く存在していることを示唆しています。

手放すきっかけは「お金が必要」「引っ越し・断捨離」、“生活の変化”で動く傾向

使っていないブランド品を手放すきっかけについて自由回答で尋ねたところ、最も目立ったのは「お金が必要になった時」「急な出費が発生した時」「生活費の足しにしたい時」など、資金ニーズを背景とした回答でした。ブランド品の売却は、日常的な行動というよりも、“必要に迫られたタイミング”で現実味を帯びる傾向があることがうかがえます。

一方で、「引っ越しで物を減らす」「大掃除・断捨離」「終活・生前整理」といった、住環境やライフステージの変化をきっかけに挙げる声も多く見られました。物理的な整理の必要性が高まった時に、長年保管していたブランド品と向き合うケースが少なくないようです。

また、「高く売れると分かったら」「キャンペーンがあれば」「買取価格が明確で保証があるなら」といった回答も一定数あり、“納得できる条件”が整うことが行動の後押しになる様子も確認されました。その一方で、「絶対に売らない」「手放すことはないと思う」といった回答も見られ、ブランド品が単なる換金対象ではなく、思い出や自己表現の象徴として保持されている側面も浮かび上がりました。

ブランド品を手放すかどうかの判断は、「資金ニーズ」「生活環境の変化」「価格への納得感」、そして「思い入れ」という複数の要素が重なり合った結果であり、単純な価格比較だけでは割り切れない実態が明らかになっています。

【まとめ】眠るブランド品は“あるのに動かない”、鍵は「手間」と「納得感」

今回の調査では、未使用のブランド品が「ある・多分ある」と回答した人が32.4%と、約3人に1人が“使っていないブランド品”を抱えている可能性が示されました。さらに、最後に使った時期は「5年以上前」が54.3%と過半数を占め、長期保管化が進んでいる実態も明らかになっています。

手放せない理由としては「いつか使う」41.6%が最多で、「売るのが面倒」32.8%、「安く買われそうで不安」25.8%など、行動面の負担と心理面の不安が重なって“動けない”状態が生まれていると考えられます。

一方で、手放すきっかけは「お金が必要」「引っ越し・断捨離・終活」といった生活の変化が中心であり、ブランド品は“思い立った時にすぐ売る”というより、“必要性が高まった瞬間に動く”性質が強いことが示唆される結果となりました。

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