- 「エルメスのバッグ買取ってなに?」
- 「エルメスバッグ買取で高く売れるのはどれ?」
- 「エルメス買取のおすすめの方法は?」
エルメス買取について、こんな疑問を持つ方は少なくありません。
エルメスのバッグ買取では、「コレクション・デザイン・生地の種類」「保存状態・流通状況」によって大きく変わります。特にエルメスは販売数に限りがある為、高値がつきやすく高価買取対象商品が多くなっています。そこでエルメスバッグのなかで高値の査定額がつくもの・ 高額査定ポイントをご紹介します。
エルメスバッグ買取 | 高く売れるモデルTOP10
エルメスバッグは、ブランド品の中でも特に高い買取相場を誇り、モデルによって買取価格や評価ポイントが異なります。特に需要が高く希少性のあるモデルは、定価を上回る高額買取となるケースも多く見られます。それぞれの人気の理由や査定傾向など、買取価格が高いモデルをランキング形式でご紹介します。
エルメスバッグ買取の高く売れるモデルTOP10
- バーキン(Birkin)
- ケリー(Kelly)
- コンスタンス(Constance)
- ピコタン(Picotin)
- エヴリン(Evelyne)
- ガーデンパーティ(Garden Party)
- ボリード(Bolide)
- リンディ(Lindy)
- ルリ(Roulis)
- ドゥブルセンス(Double Sens)

バーキン(Birkin) | エルメス買取でもトップクラスの高額査定
バーキンは、エルメスバッグのなかでトップクラスの高額査定対象です。希少性や需要の高さから買い取りでの評価が上昇しており、定価を超える査定額がつくケースも少なくありません。素材やサイズ、カラーによって価格差はあるものの、状態の良いバーキンは数百万円の買取額になります。
需要が高く希少な「エトゥープ、ブラック」カラー、「25、30」サイズなどは、特に高値がつきやすい傾向にあります。
ケリー(Kelly) | 安定した高価買取が期待できる定番モデル
ケリーは、安定した高値の買取額が期待できるエルメスバッグの定番モデルです。エレガントなシルエットが特徴で、希少性と需要の高さの両方を備えており、買い取りでの評価が高まっています。使用感が少なく、付属品が完備しているケリーバッグであれば、さらに安定した高額買取が期待できます。
高額査定がつくケリーバッグは、主に「小型サイズ、定番色」です。また、需要が高く希少な「ヴィンテージのボックスカーフ素材、ゴールド金具」の仕様は、特に高値がつきやすい傾向にあります。
コンスタンス(Constance) | 希少性が高くプレミア価格の買取も多数
コンスタンスは、エルメスの中でも特に高額での買取が期待できるショルダーバッグです。正規店での入手が非常に困難なため、中古市場での需要が常に高く、買取価格にもその希少性が大きく反映されています。
特徴的なHマークのバックルが象徴的なコンスタンスバッグは、近年さらに入手困難になっており、買取相場も上昇傾向にあります。サイズや素材によって査定額に違いはあるものの、いずれのモデルも高価買取の対象となっています。
ピコタン(Picotin) | カジュアルな人気と高額査定が両立
ピコタンは、高額買取が期待できるエルメスの人気バッグです。状態が良いものは定価以上での売却も十分に可能です。特にエトゥープやローズ系の人気カラー、そしてトリヨンクレマンス製の素材は高値がつきやすく、PMやMMといったサイズによっても買取相場は異なります。
ピコタンバッグは、カジュアルな使いやすさとエルメスならではの高級感が魅力で、幅広い世代から支持されており、買取査定でも安定した評価を得ています。
エヴリン(Evelyne) | 手頃な価格帯でも高価買取の対象に
エヴリンは、高額買取が期待できる人気のショルダーバッグです。実用性が高く幅広い層から支持されており、未使用品や良品といった状態のいいものであれば希少価値があるため、高値での売却が見込めます。特にTPMやPMサイズ、ニュアンスカラーは生産数の減少や入手困難化に伴う市場価値の上昇により、さらに高く売れる傾向にあります。
ガーデンパーティ(Garden Party) | 実用性重視で高額査定も十分可能
ガーデンパーティは、高額買取も十分に狙えるトートバッグです。通勤やマザーズバッグとしての需要が高く、状態が良ければ高額査定が期待できます。特にネゴンダ素材や小型サイズのTPM・PMは需要が安定しており、キャンバス素材でも未使用品や良品といった状態がいいものは高額査定につながりやすい傾向があります。
トート型ならではの高い収納力と日常使いできる点が魅力で、幅広い層から人気を集めています。

ボリード(Bolide) | クラシックラインの隠れた高額査定モデル
ボリードは、エルメス初のファスナー付きバッグとして高い評価を受けており、安定した買取価格が期待できるモデルです。特に小ぶりなサイズのボリード27や30に人気が集まりやすく、トゴやエプソン素材、ナチュラル系カラーは査定額が上がりやすい傾向です。
実用性とエレガンスを兼ね備えたデザインで長年人気を維持しているため、売却時にもその価値がしっかりと評価されます。
リンディ(Lindy) | 収納力と独自デザインで安定した人気・高価買取も期待
リンディは、2WAY仕様と収納力の高さから需要が高く、高価買取が期待できるエルメスバッグです。未使用品・良品の付属品が完備されたリンディバッグは高く評価され、数十万円単位での買取価格アップも期待できます。
近年、ミニリンディ(Mini Lindy)の注目度が上昇しており、流通量が少ないため高値の売却となるケースも多く見られます。
ルリ(Roulis) | 洗練デザインと新しさで若年層から高評価
ルリは、比較的新しいモデルでありその中でも高額買取が期待できるショルダーバッグです。特にミニルリは流通量が少なく、希少性が高いため高値での売却となるケースも多く見られ、未使用品・良品で付属品が揃っていると査定額が上昇しやすい傾向にあります。
ルリバッグは、柔らかなトリヨンクレマンス素材とスタイリッシュなミニサイズが特徴で、コンパクトながら収納力に優れています。都会的でモダンなデザインと高い実用性が、多くのユーザーから高く評価されています。
ドゥブルセンス(Double Sens) | リバーシブル仕様で差別化された価値
ドゥブルセンスは、希少なカラーの組み合わせであるほど高価買取が期待できるトートバッグです。特に流通量が少ないサイズやカラーの組み合わせ(例:エトゥープ×オレンジ、ブルージーン×ブラックなど)は需要が高く、高額買取の対象になりやすい傾向です。
ドゥブルセンスは、表裏で色が異なるリバーシブルタイプが特徴です。1つのバッグで2通りのスタイルを楽しめる点が魅力で、実用性とファッション性を兼ね備えています。
その他のエルメスバッグ
エルメスで高価買取対象となるその他のバッグは、以下9つがあてはまります。
- イン・ザ・ループ
- エルメス・デッラ・カヴァッレリア
- スティープル
- 24/24
- ヴェルー
- エルメス・ゲタ
- マキシモール
- ジプシエール
- エールバッグ
イン・ザ・ループ
イン・ザ・ループは、2022年発表の「第二のピコタン」とも称された比較的新しいバッグ。丸みを帯びたフォルムとシェーヌダンクルが特徴のエレガントなトートバッグです。
エルメス・デッラ・カヴァッレリア
エルメス・デッラ・カヴァッレリアは、馬術の世界からインスパイアされた、馬具を思わせる金具が特徴的なショルダーバッグ。フラップの曲線美と洗練されたデザインが魅力。
スティープル
スティープルは、馬具にインスパイアされた、しなやかなキャンバス生地の軽量ショルダーバッグ。ハンドバッグとショルダーの2サイズ展開で、現在も入手困難な人気モデルです。
24/24
24/24は、エルメス本店と「24時間使える」コンセプトに由来。フォーマルからカジュアルまで対応する万能バッグで、開閉でフォルムが変わる特徴的なデザインです。
ヴェルー
ヴェルーは、2010年代に再登場した、古いアーカイブから着想を得たバッグ。錠前(ヴェルー)のような留め具がユニークで、コンパクトなサイズ感とモダンなデザインが特徴。
エルメス・ゲタ
エルメス・ゲタは、2022年登場。日本の下駄の鼻緒に着想を得たストラップと、Hモチーフのクラスプが特徴的なショルダーバッグです。希少なシェーブル素材のみを使用しています。
マキシモール
マキシモールは、2022年に登場した比較的新しいバッグ。馬具の馬銜(はみ)をデフォルメしたハンドルと、丸みを帯びたふっくらとしたボディ、円筒形のフォルムが特徴のバッグです。
ジプシエール
ジプシエールは、バーキンのデザインを踏襲しつつ、ショルダーバッグとして日常使いしやすいようにデザインされたバッグ。カジュアルながらもエルメスらしい上品さを併せ持つ。
エールバッグ
エールバッグは、キャンバスとレザーの組み合わせで、本体の着せ替えができるのが最大の特徴。カジュアルでスポーティーな印象で、2006年に廃盤となりましたが、現在も高い人気を誇ります。

エルメスバッグの高額買取査定ポイント
エルメスバッグを買取査定へ依頼する際に、査定員が特に重視する具体的なポイント「状態、素材、カラー」などを解説します。高額で買取査定してもらうために押さえておきたいポイントは主に、以下の3つになります。
- 査定額に影響する主な要素
- 査定前にやるべき準備
- 買取店の選び方ガイド
査定額に影響する主な要素
エルメスバッグの買取価格はモデルだけでなく「製造年、素材、カラー、金具、保存状態」など、多くの要素に左右されます。
買取価格に影響する以下の主要な5つの要素を紹介します。
- 製造年と刻印による価値の違い
- 素材(トゴ・エプソン・クロコダイルなど)の希少性
- カラー別人気傾向(エトゥープ・ブラック・ローズ系)
- 金具の種類とコンディション(ゴールド、シルバー)
- メンテナンス歴と保存状態(臭いや変色の有無)
製造年と刻印による価値の違い
製造年と刻印はエルメス製品の査定額に大きく影響します。新しい年の刻印ほど高く評価され、場合によっては定価以上での買取も可能です。刻印はアルファベットで示され、囲みの形状などの細かな違いも査定額に関わります。古いモデルでも状態が良ければ査定対象となりますが、最新モデルは特に高額査定が期待できます。
素材(トゴ・エプソン・クロコダイルなど)の希少性
エルメス製品の査定額は素材の種類で大きく変わります。定番素材のトゴ、トリヨン、スイフトは人気が高く安定した高評価が期待できます。特にクロコダイルやリザードなどのエキゾチックレザーは希少性が非常に高く、500万円を超える高額査定も珍しくありません。
ただし、素材ごとの需要は変動するため専門買取店での査定が望ましいです。
カラー別人気傾向(エトゥープ・ブラック・ローズ系)
エルメスバッグの査定額はカラーによっても差があります。特にブラックは傷が目立ちにくく定番人気が高いため、安定した高額査定が期待できます。モノトーン系カラーは流行に左右されにくく長期的に価値が維持されやすいカラーです。
2024年は「セサミ」「ナタ」「ブラック」「ヴェールフィズ」などのカラーが人気で、限定色や淡いトーンも需要が高く査定額アップに繋がります。
金具の種類とコンディション(ゴールド、シルバー)
金具の種類と状態も査定に大きく影響します。特にゴールド金具は流通量が少なく、シルバー金具より1〜10万円ほど高く評価される傾向があります。金具は傷や変色に弱く、特にゴールドは摩耗や剥げがあると減額対象です。
また、金具の傷や変色は減額要因となるため、日常の丁寧な取り扱いが高額査定のポイントです。日常の丁寧な取り扱いが高額査定につながります。
メンテナンス歴と保存状態(臭いや変色の有無)
エルメス製品の査定では、メンテナンス歴や保存状態が重要です。タバコ臭や変色など劣化は減額の原因となります。直射日光や湿気を避け、通気性の良い布袋に入れて保管しましょう。型崩れ防止のため中に詰め物を入れ、軽い汚れは革クリームで丁寧にケアすることが高額査定のコツです。自己流の掃除は革を傷める恐れがあるため控えましょう。

査定前にやるべき準備
査定前にできるかぎり準備をしておくことで買取額を引き上げることが可能になります。
エルメスバッグの査定前にやるべき準備は主に、以下の3つになります。
- 付属品の確認と保管(箱・カデナ・レシート等)
- 湿度・直射日光に注意した保管方法
- 清掃や簡易ケアで見た目を整えることの重要性
付属品の確認と保管(箱・カデナ・レシート等)
エルメス製品の査定では付属品の有無が査定額に大きく影響します。箱や保存袋、カデナの鍵、クロシェット、購入証明書などが揃っていると数万円単位で評価が上がることもあります。
湿度・直射日光に注意した保管方法
エルメスのバッグは湿度や直射日光に弱く、適切な環境で保管することが重要です。湿気が多いとカビや変色の原因になり、乾燥しすぎると革がひび割れる恐れがあります。収納場所には除湿剤を置き、バッグ同士の間隔を確保しましょう。最低でも3カ月に1回は風通しや掃除を行い、湿度管理を徹底することが高額査定につながります。
清掃や簡易ケアで見た目を整えることの重要性
バッグの清掃や簡易ケアは査定額に大きく影響します。買取前に革表面の汚れを柔らかい布で軽く拭き取るだけでも査定印象が良くなります。型崩れしやすい柔らかい素材のバッグは、不織布や専用の詰め物で形をキープしましょう。新聞紙やタオルは色移りや湿気の原因になるため避けましょう。
買取店の選び方ガイド
エルメスバッグを適正価格で買取してもらうためには、信頼できる買取店選びも重要です。これらのポイントを押さえて、安心して取引できる買取店を選びましょう。
- エルメス専門の買取実績があるか
- 東京や大阪などの都市型店舗の強み
- LINE査定や宅配査定など対応の柔軟さ
- 口コミ・レビュー・Google評価のチェック方法

エルメス専門の買取実績があるか
エルメスを高く売るには、専門性の高い買取業者を選ぶことが重要です。専門鑑定士が在籍し、豊富な買取実績がある店舗は、正確な査定と高額買取が期待できます。公式サイトで実績や価格例が確認できる業者を選び、資格保有者の有無や口コミも事前にチェックしましょう。適正価格での買取には、エルメスに精通した目利き力が欠かせません。
東京や大阪などの都市型店舗の強み
都市部の店舗は在庫数が多く、査定額が高くなりやすい傾向があります。東京や大阪などの一等地にある店舗は集客力が高く、在庫の回転も早いため、買取後すぐに売れる見込みがあるからです。特に大型直営店や空港免税店、新規オープン店舗は在庫確保に力を入れており、高額査定が期待できます。信頼性や査定力の面でも都市型店舗には優位性があります。
LINE査定や宅配査定など対応の柔軟さ
LINE査定や宅配査定に対応している業者は、手軽さとスピードを重視する人にとって最適です。査定後のキャンセルが無料で、宅配キットも用意されているケースが多く、安心して利用できます。LINEで写真を送るだけでプロの査定が受けられるなど、対応の柔軟さが選ばれる理由です。
口コミ・レビュー・Google評価のチェック方法
買取業者を選ぶ際は、Googleマップなどに掲載された口コミの確認が重要です。Googleマップや各種口コミサイトで評価件数や内容を総合的に確認し、公式サイトの情報だけで判断しないことが重要です。実際の利用者が投稿する口コミは信頼性が高く、業者の対応や査定価格に関するリアルな情報を得る手がかりになります。
評価の件数や内容も含めて総合的にチェックすることが大切です。
査定額が下がるNG例
以下の状態はエルメスバッグの査定額が大きく下がる原因となります。
- エルメス以外での修理歴がある
- 刻印の消失・改変・鑑定不能状態
- 型崩れ、におい、汚れ、ベタつきなどのダメージ
エルメス以外での修理歴がある
エルメス製品の修理は正規店に依頼するのが望ましいです。非正規店での修理は純正パーツが使われていない可能性が高く、査定時に減額される要因になります。将来的な高額買取を考えるなら、正規のアフターサービスを利用するのが安心です。
刻印の消失・改変・鑑定不能状態
刻印が消失または改変されていると、真贋の判定が難しくなり査定額が下がります。エルメスでは刻印が正規品の証となるため、読み取れない状態では信頼性が損なわれます。保管時や使用時は、刻印部分を傷つけないよう丁寧に扱うことが大切です。
型崩れ、におい、汚れ、ベタつきなどのダメージ
ダメージのあるエルメス製品は、買取価格が大きく下がります。見た目の印象や保管状態は査定額に直結するため、型崩れや汚れ、におい、ベタつきなどがないよう日頃から注意が必要です。日頃からのケアと適切な保管が高額査定に繋がります。